2018年1月13日土曜日

秩父の札所巡礼 9日目


今回のメインは、34番に車をとめてからいったん戻り
札立峠を越えて34番に行くことを予定してます。
秩父までの道がすんなりいければ、33番によってから34番にいけるかと
思ったんですが、駄目でした。

■34番から馬頭尊前
「札立峠をこえなければ、秩父巡礼は終わったことにならない」
みたいな事をガイド本でみてから、札立峠を越えたいなぁと思う
ようになっている慧海がいました。

当初から33,34は車でサクっとまわって終わりで、札立峠なんて
運動不足のおっさん2人には無理と決めつけた計画だったんですが、
32番が楽しかったことで、23-24で江戸古道巡礼が終わりというのは、
物足りなくなって、友人Tと交渉し、 往復しなきゃなんとかなる
ということで、札立峠を越えることになりました。

そんなわけで、車を34番にとめて、34番札所前のバス停から皆野駅行き
にのり、途中の長生荘まで。そこからタクシーを使うことにしました。
タクシーの運転手情報によると、札立峠から破風山の山頂まですぐで
峠は見晴らし悪いけど、山頂は良いとのこと。
近いのであれば、山頂で買ってきた弁当を食べよう ということになった。

■登山開始
馬頭尊前というバス停があるのですが、巡礼道の馬頭尊の所がいいよと
運転手に言われ、そこで下してもらいました。
舗装道路や、民家の間みたいなところを通って、破風山の入り口へ
登山者カウントをしているとのことで、カウンターを回していざ登山

あるきだすと、暑くてコートはきていられません。
しかし冬なので、日陰は結構冷えます。
コートをきたり、脱いだりしながら、あぶなくなさそうな道を
石をみながらしばらくあるき、途中、小石の落石に驚いたりしつつ
札立峠に到着です。

札立峠には、34番まで1.3km 破風山まで0.5kmとある
足も、体力も問題なさそうなので、山頂にむけて移動開始!

破風山山頂までは、尾根道が続きます。両方が急な斜面です。
500mのはずですが、なかなかつきません。

この表記って、直線距離で500mってことか?

なんて疑問をもちつつ、見晴らしがよくなっていく道をあるいて
無事山頂に到着! さぁ昼飯だ!!

■34番へ
破風山の山頂は、とてもちいさなところでした。
周りが斜面なので、人が居るところは2mx3mの円って感じです。
そんなところで、皆野から秩父の街並みをながめながら弁当を食べ
さあ、下山です。

尾根道をもどって、札立峠にもどり、34番へ

この山、所々気がたおれているのは、なんでなんでしょう?
根っこがついているので、岩に根がはれずたおれたんですかね?
それとも、意図してたおしているんですかね?

途中に石が川のようにかたまっている場所がありました。
石質はすべて一緒なので、風化でわれたものなんだと思いますが、
上からトラックで砕いた岩をながしたような、そんな光景です。
これも自然にこうなったんでしょうかね?

不思議です。
そんな木々や、岩をみつつ、納経所がしまった頃に到着です。

33番もいけなかったので、御朱印はいただかず、
般若心経だけあげて打ち止めです。

■ほぼ終わりなんで感想
巡礼古道では、ほとんど人にあったことがありませんが、
札立峠の道でも、だれにも会いませんでした。
そんなところも、気兼ねなくあるけて、よかったです。

札所巡りで、山登りがけっこう楽しいということだけ学んだ感じです。
一人での巡礼であれば、自己を見つめながらあるいたのかもしれませんが
二人でまわったので、むしろ、自我をだして我儘にならないような
自己の観察ができました。

真宗門徒の慧海の感覚では、札所巡り自体は、やっぱり遊びですねw
観光だったり、山登、スタンプラリー、オリエンテーリングだったり…

友人Tは、車で寺だけまわった所は、印象にあまりのこらなかった
と言ってました。
色々とあるいた結果、山登りが楽しいなんで、騙されんぞ俺は!
といっていた友人Tは、最近、飯能アルプスにご執心。
埼玉の山のガイドで難易度みつつ、どこの山行かないかと言うほどにw

そんなわけで、秩父巡礼は遊びなんで、また行ってもいいですね。
お金かかるから御朱印なしでもいいかなw
(真剣に御祈願で巡礼される人には失礼な表現で申し訳ございません。)

次回は、御朱印頂きに、33,34と観光にいきます。

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