2010年11月14日日曜日

仏さまは2次元

先日、子供が「仏様とかいって2次元みたいなものになんで頼る必要がある?」
みたいな事をいっていた

なかなかに面白い表現だ
仏とは智慧の事だ なんて理解のしかたは普通はないので、
アニメとかの空想キャラとかわらない訳だ

小学校高学年になると、神様仏様に感謝 みたいな子供っぽさがなくなるね
そしてだんだん中二病になって世の中全部バカに見えてくるんだよ
で、だれかと衝突したり失恋をしたりして、だんだんと見えてくるものがでてくる
それでも自分万歳で頑張って…ある日気づくんだよね ソレ に…

人ってのは同じ事を永遠と繰り返すんだね…
自分が一番バカであると知らないバカがあふれているこの世はバカばっか
→と言う慧海がバカ


某学会さんの新聞がご近所付き合いで家に届くことがある
彼らはこれを仏教というのだから、すごい事だよ

僕の勉強した仏教は
諸行無常、諸法無我 って事が書かれているんだけど、その新聞は
自分を信じて努力すれば何事もなせる とか
不変 だとか、永遠とか そういう言葉があふれていた
そして、笑顔の若者たちの写真が載っている…

真 では、偶像としての佛と死後の安楽を
禅 では、輪廻と、自分磨きをする事を見てしまいそう
難しいよね

お経というのは、暗号みたいなものだと思うときがある
暗号化された虚像の仏教はだれにでも見やすいが
そこに残してある教えを正しく学び、実践する ということはとても難しい

虚を実だと思って、言葉通りに信じてみたら…宗教教団の兵隊になっていた
なんてことにならんとも限らないように思える

この信ってことばだって、通常の信じる って言葉と違うんだから…


今日、サンタクロースってどうやってプレゼントを買うの?
って聞いてきた
なので、メルヘンな説明をして、そして、サンタクロースも2次元なんだよ
 っていう答えをしておいた
サンタクロースを信じれない人にはプレゼントは来ないから、今年からは
親がプレゼントを買うから ということになった

自我はどんどん育っていく

0 件のコメント:

コメントを投稿