2011年1月17日月曜日

読書

ココ最近になって、本を読む時間が増えている

病む前は通勤時間はもっぱら本を読んでいた
病んで本にすら集中できない事がおおくなった
買ってもよまない本がたまり、休職に伴って
本を買う金がなくなったので本を読まなくなった

すこし調子が良くなってきた頃、図書館で本を借りて読み始めた
病気のことがわかるよう、心理学の本から読み始めて、
仏教の本に移っていった

禅とか般若心経とかの本だ
その頃読んでみた真宗の本は、まったく理解できなかった
我々を無上仏たらしめんとする とかいう個を否定するような言葉には
なんじゃこれは と驚く程度で、何冊か借りては見たものの
何がかいてったかマッタク覚えていない

そんな慧海は最近は真宗の本やら小説やらを読んでいる
浄土三部経の現代語訳とか教行信証の現代語訳ダイジェストとか
お西のTOPが書いた「愚の力」だったかな? とか
五木氏の小説 親鸞(上下)と蓮如物語 とか
黒岩氏の卑弥呼だ
ラノベ以外の小説を読むのは何年々振りだろうか… というくらい読んでない
宮城谷氏の中国小説が三国時代になってから読んでない…

あらためて思うが、本は楽しい

通勤時間は動画をみているが、休日は本を読んでいる方が多い
深夜まで本を読んで、翌日昼近くまでねる
自分の好きな事をしている! って気がすごいする
やっと本を楽しくよめるまでになったのか という気がする
まだまだ本調子ではなかったのだな と改めて思う


真宗の本を読んでも、昔よりは言っている意味がわかる
妙好人の言葉とか読んでも、昔は理解できなかったし嫌悪感すらあった
今は…妙好人に師匠がいるのだろうか 何て事を考えたりする
信心のある人の法話をきいて、自ら聞法して妙好人がうまれるのか
信心のない人の法話でも、聞法をするうちに妙好人になるのか…
学問ではなく、何かを盲信するでもなく、目覚めていくのだろうか…

本を読めば、慧海の中に波が立つ
その波は色々な波だが、どれも慧海の心や思考に起因する波だ
本の風に煽られ波立ちつつ、ただただ楽しむとしよう

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