2018年1月21日日曜日

秩父の札所巡礼 10日目


前回、34番札所までは行ったものの御朱印をいただかなかったので、
今回は33番のお参りと、34番の御朱印を頂きに行く予定です。
時間に余裕があるので、今回は観光も兼ねます

■氷柱見学とようばけ見学
秩父に向かう途中、あしがくぼで氷柱が見れるとあったんで
見てきました。
水をかけてつくってはいるものの、なかなかに良い感じです。
入場チケットで甘酒か紅茶を頂けるのもありがたい。
夜はライトアップしてるらしいが、カップルで賑わいそうな感じ。
氷柱と電車の写真を時刻表みつつタイミングみて写真とったりしてたら
思ったより時間使ってしまいました。

時間つかっちゃったので、道の駅で名物のうどんとかたべて33番へ
33番札所に向かう途中、「ようばけ」と呼ばれる地層がよくみえる崖が
あります。しらないと、採石場で山肌が出てる程度にしか見えませんw
化石とかでるし、地質学的にはすごいとこらしいです。
でも、知識なしで遠くから眺めてても、すごさがわかんないですね。
時間があればふもとの化石館みたかったんですが、時間なくてスルー。

■33番、34番で巡礼終了
そんなようばけをあとに、33番札所へ。

このお寺の本堂には、土間がありました。
なんか不思議な感じのお堂でした。
お参りして、御朱印いただいて34番へ

前回山越えをして、かるくお参りしただけなので、今回は木魚も
使ってちゃんとお参り。
友人Tは、般若心経を納経し、笠と杖も納めてました。

そして、長命水飲んでから、最後の御朱印頂きました。
御朱印いただきながら、話し好きなお坊さんから、こんな話を…

親と一緒に小さい歩いて回ったお子さんの願いが
「さばみそになりたい」だった とか
32番札所の奥の院、あれだけ危なそうなのに、事故がない
とか

きいてました。

■32番と酒蔵見学
34番おわったんで、最後に32番へ。
友人Tが落とした数珠の確認と、本堂からお船観音を仰ぎ見る為です。
数珠は、運よくみつかり、お船観音もしっかり拝めました。
ちなみに慧海の数珠はないままですw
23番の駐車場で外した後、違うことに意識がいってそのあと覚えてません。
どっかにしまったのか、その場で落としたのか、持ち歩いて落としたのか。

時間がないので、慧海の数珠探しもせず、酒蔵見学
4種類程きき酒させてもらって、2017年の新酒買いました。

■巡礼終わりの宴会
巡礼中は禁酒ということで飲まなかったんですが、終わったんで
ホルモンつまみにお酒です。
人気店でずが開店20分後位について、30分ほど待ったら入れました。
臭みのない豚ホルモンに独特な付けタレがよくあっておいしかったです。

あとはお土産かって帰宅です。

■巡礼をおえて
前回も書きましたが、観光って感じがつよく、
あまり、やりきった感とかでてこなかったです。
峠越えて、終わりだったら違ったんでしょうかね。

どちらかというと、終わった感より、親にもらった数珠無くしたのと、
御朱印軸の表装をどうしようかな って感じです。
この2点が解決しないから未消化感があるのかもです。

一人で回ったら違う心象がみえるのかもしれませんが、
一人だったら、面倒になって半分もまわってなかったかもしれないし、
面倒だからこそ、車中泊して一気に終わらせてたかもしれません。

誰かに合わせられるところ、合わせられない所がみえた巡礼でした。

あと、今の仏教寺院は風景で、救いの宗教力はほぼ感じられませんでした。
地域と先祖のお寺さんで、地元の憩いの場所っぽくはありました

苦悩する人が新新宗教に集まるわけですよね

僕が学んだ真宗は、善久先生を通して、清沢満之や曽我量深といった巨匠の
今の人間をみた教えにであったからよかったものの、
密教祈祷や観光座禅の道にすすんでいたら、今でも他人や運勢を恨んで
神社仏閣巡りして、お札もらったり、座禅体験したりしてたかな
なんて感じました。


これで、秩父巡礼の記録を終わりにします。

南無阿弥陀仏

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