2010年10月6日水曜日

[再]慧海説 鬱との付き合い方1補

大事な事を書き忘れてました
 
治せる、治せない という話があるといことは、
 
「私は病気である」
 
という認識が先になければいけません
 
こと、鬱病等でいえば…
 
「私は精神異常者である」
 
という認識をもつという事に他なりません
 
脳の病気だとか、心の風邪だとかいって鬱病に対する嫌悪感のようなものや
精神科への抵抗を減らそうとしているのだとは思いますが、実際問題
我々鬱病患者は、自分の判断が既に一般的な判断ではなくなっている訳だし
普通じゃ理由にならない、調子が悪い ということで会社を休んだりしている訳です
 
我々の上司には対して人事部門からは、健常者とは違う扱い 
というのが明確に言い渡されています
下手な事して、自殺でもされても困るし…とか色々と理由があって、会社に残っている
訳ですが、実際問題として、仕事がまともに出来ていなかったりもします
本人がどれだけ仕事で頑張っているか関係なく、実は人事からは
「毎日会社にきているかをみろ」と我々の上司にはお触れがでていたりするのです
 
僕は良くなった
 
なんて思っているのは自分だけ
まわりは異常者としての評価をしています
そんな評価も含めて、自分が異常であることを受け入れましょう
 
そこがなければ、治す という事が始まりません
自分が正常だと思っていたら、何も治そうという気にはなりませんよね?
 
認知のゆがみやら、自殺念慮やら、普通だと思って生活していた頃には
無かったことがきっとあるはずです
辛いかもしれません
認めたくないかもしれません
でも、我々は異常なんです
 
それを認めて、はじめてまともになり始めるのです
 
勇気をもってください
自分の眼をひらいてください
そして、自分の足でたちあがってください
 
私は異常者である
だから治すのだ と
 
慧海説 鬱との付き合い方 1 補 終わり

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